当工房が外国人を集客する事になった理由。卸から直売への事業転換!インバウンド集客!在沖アメリカ人集客!
こんにちは、城紅型染工房 店長の山城です。
当工房が「外国人を集客する事になった理由」ですが。
城紅型染工房は、1971年に義理の父と母が創業。
創業から約40年間は、工芸品を取り扱う業者さんやお土産品店や
ホテル等へのBtoBの卸販売を中心に展開してきました。
しかし 年々、材料費や人件費もどんどん上がり続け、
かと言って、その上がったコスト分を販売価格に反映して
値上げする事が、製造側の立場上 なかなかできずに
注文が来れば来るほど、工房は忙しくなりますが、
実質的な利益が取れないという苦しい状況が続いていました。
私は2013年に前職 求人情報誌の営業から転職。
紅型工房の運営に携わる中で、業界や市場の事をいろいろと考えた結果、
このまま卸販売のビジネスを中心に事業を展開していては
いずれ、自分が工房の経営を引き継いだ時に
確実に苦しい経営状況になるなと感じていました。
代表(義父)もずっとそれを感じていたようで
いずれ卸販売を終了して、直接販売のみにしたいと思っていたようです。
私も近い将来、卸を終了して直接販売に転換しないと
自分たちに未来はないなと思っていました。
とは言え、創業してから長年
卸販売の割合が高かったので
家族の心配や反対もありましたが、
説得しながら、それも押し切り
工房を手伝い始めて、2-3年後頃には覚悟を決めて
卸販売を全て終了し、直接販売 BtoCへ事業を転換しました。
事業転換をして、
その卸販売の売上に代わる
別の売上を考えた時に
ちょうど、その頃(2015年頃)
沖縄を訪れる外国人観光客が
年々右肩上がりに増えている時期だった為、
その需要を取り込めたらと取り組み始めたのが
外国人を集客する事になったきっかけです。
では、外国人集客に取り組み始めた当初
英語も全く話せない私が
どのように外国人を集客していったか等
これまでの経験を元に少しずつ発信していきます。
現在、外国人の集客に取り組んでいる方、
または、これから外国人の集客に取り組んでいきたいと
考えている方には、少しは参考になるかもしれません。
関連記事